今回はスギ花粉と天気の話。毎年山形市のスギ花粉の飛散のピークはこの時期、大体、3月末から4月上旬にかけてが多いのですが、その中でも日によって飛ぶ日、飛ばない日というのがあります。よく言われているのが、晴れた日に多いこと、雨上がりに多いこと、風の吹く日に多いことなどです。![]()
上のグラフは先週から今週初めにかけてのスギ花粉量、吹き出しは天気です。3月23日には結構花粉が飛びましたが、それはそれ以前にだいぶ気温が高く晴れた日が続いた影響が残っていたためです。しかし23日、24日急に寒くなって積雪もあったわけですが、それに伴い、花粉はほとんど飛ばなくなっています。26日頃より天気は回復していますが、花粉は3日ぐらい後れて27日頃より多くなっているのが分かります。そこから29日の夕方に雨が降り始めるまで、徐々に花粉の増えています。雨の後は一旦花粉が飛ばなくなりますが、晴れるとまた飛ぶようになります(30日)。
このように、スギ花粉の飛散数は天気と密接な関係があり、「晴れると多くなり、晴が続くと相乗効果でさらに多くなる。」「雨も雪も花粉の飛散を少なくするが、雪は数日花粉の飛散を抑え、雨は半日程度の抑制効果しかない。」「雨上がりは花粉の増加する傾向にある。」
などがいえるのではないでしょうか。

このように、スギ花粉の飛散数は天気と密接な関係があり、「晴れると多くなり、晴が続くと相乗効果でさらに多くなる。」「雨も雪も花粉の飛散を少なくするが、雪は数日花粉の飛散を抑え、雨は半日程度の抑制効果しかない。」「雨上がりは花粉の増加する傾向にある。」
などがいえるのではないでしょうか。